【警視庁が「つばさの党」に家宅捜索】「子供もいますが全く恥じていません」党首と候補者は「阪大卒&東大大学院中退」活動資金はどこから?
ガーシーはただの悪人。我々は正義の活動をしている
――今回、N党は全く存在感を示せなかった。都知事選でN党は30人を擁立するとしているが、ライバルとして意識するところはありますか?
黒川 票では彼らに負けましたが、インターネット上では我々の方が炎上し、立花の方から乗っかってきたくらいだった。勝負は決したと思っていて、もう僕らから立花に言いたいことはない。都知事選ではポスターで金儲けするとか話していますが、失敗するでしょうね。そもそも僕はお金儲けのために政治をやるという彼のスタンスには最初から共鳴していません。
―― N党ではガーシー氏が国会議員になるという「奇跡」が起きた。ガーシー氏の末路についてどう思っていますか?
根本 彼は明確に常習的脅迫をしてしまっていたし、元々、有名になる前は詐欺をしていたような人間。つまり、元々悪い人。立花に乗せられてヒーローになるのかと思ったら、結局は悪い人で終わったというだけで、根っこが我々と違う。我々は正義で動いています。
――子供に見せられるものではないという意見についてはどう思いますか?
黒川 子供にこそ見せるべきだと思っている。僕は最終演説で集まった若い人たちに、大人の言うことなんか絶対に聞くな、と呼びかけました。合法に活動しているというのにあれやるな、これやるなと言うのは自由主義社会において最もやってはいけない行為です。
僕らがやっていることを批判する気持ちはわかりますけれど、実はやっていいことなんですよ、合法なんだから。世の中がクリーンになりすぎていて、なんでも過剰に規制したり、優等生ぶるヤツの発言ばかり流布されている。でもそいつらこそが世の中を悪くしていると思っている。
何かを変えるためには、他人から批判を浴びてもやらなくてもならない。だから、僕は若い人たちに大人の言うことなんか聞くなと訴えているわけです。僕はそれを今回、若い世代に対して可視化できたと考えている。
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