高校時代に父親の愛人を好きになってしまった…43歳男性が“両親は世間の常識からかけ離れたところで生きている”と感じた瞬間とは
かつて既婚男性と不倫していた独身の女性が、「このままだと私ばかり我慢しなければいけない。だから彼に別れ話をしたら『大事なのは妻だけど、愛しているのはきみなんだ』と泣かれたの」と涙ながらに語っていたことがある。このふたりは結局、20年近くつきあい、男性の急逝という形で、その関係の幕が閉じられた。そういう関係もあるのだなとつくづく思ったことがある。
「僕も実は、同じことを女性に言った経験があります」
松薗晋也さん(43歳・仮名=以下同)は「本音を言えばそういうことなんですよ」と苦笑した。...