阪神のドラフト方針が正しい?「高卒育成選手」の成功率が10%以下という現実

スポーツ 野球

  • ブックマーク

昨年は11球団が参加

 現在の野球界で見逃せない存在となっているのが育成ドラフト出身の選手たちだ。育成ドラフトは、将来有望な若手選手をプロで育成するという目的で2005年にスタート。当初は各球団ともわずかな指名にとどまっていたが、巨人やソフトバンクなどが三軍制を導入し、そこから主力へと成長する選手が出てきたことで、他球団でも育成ドラフトの活用を含め、ファーム組織を充実させる動きが加速している。

 昨年の育成ドラフトでは、楽天を除く11球団が参加し、合計50人が指名を受けた。...

つづきを読む