「愛ちゃんは“事故物件”」 福原愛と石川佳純の“格差”はなぜ生まれたのか

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 開催まであと3カ月に迫ったパリ五輪。かつてオリンピックの舞台で共に躍動した卓球ヒロインの明暗が残酷なほど分かれている。石川佳純(31)と福原愛(35)。なぜ引退後はラリー戦とは程遠い“格差”が生まれてしまったのか。

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「石川はホントに活躍していますよね」

 と目を細めるのは、卓球全日本女子元監督の近藤欽司氏。彼女を日本代表に抜てきした“恩師”である。

「11月に私が所属する神奈川県卓球協会の100周年イベントがあるんです。絶対石川に来てほしいと思って、お父さんに連絡したら、スケジュールがいっぱいだと。それでもなんとかやりくりして参加してもらえることになりました」

露出は増す一方

 半年先のスケジュールも真っ黒の売れっ子というわけだが、実際、昨年5月に引退して以後、彼女の露出は増す一方。

 直近の4月を見ても、

〇能登半島地震の被災地で卓球教室を開催(3日)

〇プロ野球・ヤクルトvs.阪神戦で始球式(6日)

〇木下グループのスポーツアンバサダー就任式に出席(8日)

〇JA全農のPRイベントに出席(13日)

〇パリ五輪日本チームのオフィシャルウエア発表イベントに出席(17日)

〇大分県での全国卓球イベントツアーを開催(20日)

 と多忙も多忙だ。

 人気のバロメーターであるCMにも、キリンビールや「洋服の青山」、全農など有名企業に多数出演中。

 フジテレビ系のパリ五輪スペシャルキャスターにも就任し、今後オリンピックが近付くにつれ、露出がますます増えるのは確実である。

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