「金銭トラブル時の不信感」がまだ残っているということか 宮内庁が今なお小室佳代さんの動向にひときわ注目する理由とは

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できるだけ関わり合いを

 秋篠宮さまが親しいジャーナリストに思いを明かした『秋篠宮』(江森敬冶著・小学館)でも、小室家への厳しいスタンスが見て取れる。著者が秋篠宮さまから聞いた内容として、次のような文章が綴られているのだ。2018年春、小室家の金銭トラブルが報じられ、さらなる「説明」が求められていた時期に聞いたお気持ちである。

「こうなったら小室家側がきちんと説明しなくてはいけない。週刊誌で書かれている金銭トラブルは全て、小室家の話だ。秋篠宮家は、まったく関係ない。だから、きちんと国民に対して説明するように本人に話してある……」(同書より)

 これ以外にも、当時、秋篠宮さまが小室家に対して感じた率直な気持ちが同書には綴られている。こうした“肉声”をもとに先の記者はこう話す。

「全体的に、“できるだけ関わり合いを持ちたくない”というお考えなのだと取られてもおかしくはない文言が並んでおり、実際そのような感情を秋篠宮さまや紀子さまは抱かれていらっしゃったのかもしれません」(同)

 そういった思いが警戒感へと発展し、いまだに佳代さんの動向を注視させることになっているのだろうか。最適解を見出すのが困難な問題だけに、今後も宮内庁は世論を見ながらの難しい対応を強いられることとなりそうなのである。

デイリー新潮編集部

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