平成最後の大乱闘!阪神コーチがヤクルトの助っ人に飛び蹴りも…藤浪晋太郎の死球で両軍が入り乱れた“京セラドームの乱”

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「4回までに8四球」の大荒れ

 近年のNPBではほとんど見られなくなった大乱闘をテーマに、ファンの記憶に残る場面を5回にわたって紹介する企画、最終回は、現時点では“最後の格闘技系乱闘”と思われる2017年4月4日に京セラドームで行われたヤクルト対阪神を振り返ってみた。【久保田龍雄/ライター】

 この日の阪神の先発・藤浪晋太郎は、立ち上がりから制球が定まらず、先頭の大引啓次にいきなり四球。併殺で2死後、山田哲人、バレンティンの3、4番にも連続四球を与えたばかりでなく、顔面付近の荒れ球に2人が体をのけぞらして避ける危ないシーンも見られた。...

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