進まない「教員の働き方改革」…多忙だからこそますます“ベネッセ依存”が進む教育現場の事情

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ベネッセの見解は

 こうした事情について、ベネッセに見解を問うてみると、

「(模試の実施方法を疑問視する声については)進研模試は、学校での進路や教科での指導を目的としたものです。当社としては、より良い商品・サービスを学校へご提供することに最大限努めてまいります。(教員の多忙さがベネッセ依存を高めているという指摘については)ご指摘のようなお声は当社では把握しておりませんが、多忙な先生方が日々のご指導によりご注力いただけるように、今後も事業を通してサポートに努めてまいります」

 といった回答が寄せられた。我が国の公教育は、果たしてこのままで問題はないのだろうか――。

 このようなベネッセによる“教育支配”の問題点のほか、入試事業をめぐる問題営業の実態、国との“癒着疑惑”などについて、4月17日より配信中の有料記事「学校も入試もリスキリングも…教育を支配する『ベネッセ』の正体 驚くべき“問題営業”と“癒着”の実態とは」で詳報している。

デイリー新潮編集部

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