今永昇太(30)快進撃にメジャー予備軍は“固唾” “1年目のジンクス”克服なら戸郷、小笠原に「バブル波及」

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「フォーシームにもほどなく対応してくる」

 週1度だった日本時代に対し、メジャーでは登板間隔が短くなり、年間30試合前後の登板をこなすタフさが求められる。大谷翔平(ドジャース)がエンゼルス時代の18年秋にトミー・ジョン手術を受けたように、多くの日本人投手がメジャー1年目に故障に見舞われている。千賀滉大投手(メッツ)はフル回転した昨季の反動が出たのか、今季は右肩の張りで開幕から出遅れた。

「日本人の先発投手がメジャーに来て故障する背景としては、滑りやすく、大きく重い公式球と短くなった登板間隔で日本時代にはなかった負担がかかったことがあります。今永も疲れを取り除きながらパフォーマンスを維持するという課題に直面することになります。同地区の対戦が一巡した頃には相手もフォーシーム中心に対策を立ててくるでしょう。今は投手の球を再現する打撃マシンもありますから、ほどなく対応してくるのではないでしょうか」(同)

 後に続こうとする投手たちを高いスタートラインに導けるかどうか。今永の真価が問われるのはここからが本番のようだ。

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