入院中のK機長を目撃して「これは明らかにおかしい…」 羽田沖日航機墜落事故はなぜ1人も起訴できなかったのか【警視庁元鑑識課長の証言】

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前編【ホテル・ニュージャパン火災発生直後、ロビーで目撃した横井社長の意外な行動 警視庁鑑識課長の「呪われた48時間」】からのつづき

 昭和57年2月、48時間の間に2つの巨大事故が発生した。死者33人、負傷者34人のホテル・ニュージャパン火災と、死者24人、負傷者149人の羽田沖日航機墜落である。2つの現場で懸命の救助作業が行われる一方、刑事責任の追及という新たなミッションも始まった。この2つの事故で、現場検証や遺体の取り扱いに始まり関係者の捜査、逮捕まで深くかかわった人物の1人は、当時の警視庁鑑識課長・田宮榮一氏だ。...

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