日本もワクチン開発を…米国で感染拡大するH5N1型「鳥インフルエンザ」に備えよ

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パンデミック条約は不透明な情勢

 新型コロナのパンデミック発生から4年が経過し、通常通りの日常生活が戻りつつあるものの、改めてその「爪痕」の大きさが明らかになっている。

 英医学誌「ランセット」の研究によれば、2019年から2021年の間に世界の平均寿命が1.6年短くなり、新型コロナは死因の第2位だった。平均寿命の縮小は1990年以来初、死因の順位が大きく入れ替わったのは数十年ぶりのことだ。この研究では「新型コロナが出現しなければ1590万人の命が失われることはなかった」とも言及している。...

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