「チンピラを従え、スタッフに中国語で怒鳴り…」「看板を壊された」 那須焼死体事件、被害者夫妻が抱えていた多すぎるトラブル

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“早く自分の街に帰れ!”

 こうしたトラブルが相次ぎ、オーナーは昨秋、宝島さんの会社と妻を提訴。訴状には、オーナーの店の従業員を妻が「バカ」「アホ」「痴漢」などと罵倒したり、オーナーの店に客が入ろうとすると、「まずいよ」「こっちの方がいいよ」と声をかけるなどの迷惑行為をした、との指摘もある。

「一度、奥さんに頭を下げに行ったことがあるんですよね。“仲良くしましょう”と。そしたら逆に“早く自分の街に帰れ!”なんて毒づかれましたよ」(同)

 何とも強烈である。

 4月21日、警視庁と栃木県警の合同捜査本部は、遺体を現場に運んだとみられる車の所有者を逮捕。この平山綾拳(りょうけん)容疑者(25)は「先輩に頼まれて貸した」旨の供述をしているという。

 なぜ宝島さんは殺害されたのか。そしてどんなトラブルが原因だったのか。真相究明が待たれる。

週刊新潮 2024年5月2・9日号掲載

ワイド特集「黄金狂時代」より

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