「チンピラを従え、スタッフに中国語で怒鳴り…」「看板を壊された」 那須焼死体事件、被害者夫妻が抱えていた多すぎるトラブル

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「とにかく話が通じない人」

 商魂たくましいともいえるが、これでは近隣とうまくいきそうにない。宝島さん経営の焼肉店を上階に持つショップの関係者いわく、

「昨年でしたか、宝島さんの店が火事を出したことがありました。消防が来て鎮火したそうなんですが、うちの品がビショビショになってしまったんですよ。売り物にならず、数十万円の損害が出た。でも、謝罪どころか説明もありませんでした」

 それでもこの関係者は抗議に行こうとはしなかった。

「以前から彼には迷惑をかけられていたんです。うちの店の看板が見えなくなるような位置に看板を立てたり、階段の踊り場で炭火を使うものだから、店に火の粉が降ってきたりも。店長に言ってもらちが明かないので、不動産屋に仲介してもらい、本人に会いに行きました。すると開口一番“なんで来るんだ!”と。用事があるとか言って、すぐに帰ってしまいましたよ。不動産屋も“ああいう人だから諦めましょう”と。とにかく話が通じない人でしたね」

チンピラを従え…

 この逸話だけでもなかなかのものだが、近所を回れば同様の話は盛りだくさん。そしてご本人よりも聞こえてくるのは、妻の“評判”であった。

「ブランド物っぽい派手な服装をしていました。顔も怖い。で、夜になると道に立って、店の従業員を監視していましたね。横にはチンピラ風の若い男を従えていましたよ」(別の近所の飲食店店主)

「毎夜、店の見回りに来ていました。で、スタッフやバイトにぎゃあぎゃあ怒鳴るんです。“暇なら呼び込みをしろ”なんてね。時々は中国語らしき言葉も交じっていましたね」(飲食店の従業員)

 そしてこの妻と近所の店がトラブルになり、訴訟にまで発展していたというから穏やかではない。

「数年前、宝島さんのホルモン焼屋の近くに、うちが店をオープンさせたんです」

 と振り返るのは、さる焼肉店のオーナー。

「それで向こうの店の売り上げが落ちちゃったんですよね。奥さんから“すべてあなたのせいよ”と言われて。それからけんかを吹っ掛けられるようになりました。例えば、向こうの看板でうちの店の看板をぶっ壊したり……」

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