飲酒トラブル「ウエストランド」河本太の「ギャラ折半」解消騒動 “コンビ愛”や“恨み節”まで…意外に知らないお笑いコンビ「最新ギャラ事情」
「折半しない」コンビの意外な理由
松竹芸能を退社後、13年に個人事務所を立ち上げたお笑いコンビ「さらば青春の光」も独立以降、マネージャーを含め「ギャラを3等分」していることで知られる。その理由を森田哲矢(42)は「(相方・東ブクロが)折半やめた瞬間に1人でメッチャ稼がれたらイヤ」だからと答えている。
実はお笑い界では、ギャラを分けないコンビのほうが多いとされ、有名なところでは「麒麟」や「サバンナ」が挙げられるという。
「『麒麟』の川島明さん(45)は今でこそ朝の情報番組『ラヴィット!』(TBS系)のMCを務めるなど大ブレイクしましたが、最初に注目されたのは著書『ホームレス中学生』が225万部を売り上げた相方・田村裕さん(44)のほうでした。もともと“コンビのルールがあって、働いた分は自分でもらっていた”と結成時から歩合制を取っていましたが、田村さんの本が大ベストセラーになったことで、川島さんは『(当時の)年収に9000万円の差がついた』と嘆いていました。また『サバンナ』の八木真澄さん(49)も相方・高橋茂雄さん(48)が売れたことで『(収入が)6倍違った』と告白しています」(同)
他にも、コロコロチキチキペッパーズのナダル(39)はギャラ折半を取らない理由として、「(相方・西野創人の)向上心がなくなる」心配を挙げている。また3年前に個人事務所を設立して自身が社長を務める、お笑いコンビ「ラランド」のサーヤは相方のニシダを社員として雇用。ニシダへは固定給を支払っており“収入格差はあって当然”とのスタンスだ。
「ギャラ折半を選んだ背景には深い“コンビ愛”が感じられるケースも多く、一方の歩合制を取るコンビは互いに切磋琢磨している印象。どちらが良いとかいう話でなく、芸人としての“生きざま”が反映されているようにも感じます」(同)
「自立」を強いられた河本の再起はいつか。