小池都知事の“爆弾”は学歴詐称疑惑だけではなかった… 「“助けてください”と言われたけど乙武くんは応援できない」
「(乙武君は)とてもじゃないけど応援できない」
自身の学歴詐称疑惑に加えて、足下からも火の手が上がる小池氏だが、都知事選で3選を確実なものにするためには、是が非でも前哨戦である補選で乙武氏を勝利に導かなくてはならない。そのために頼ったのが、長らく後ろ盾の一人としてきた元衆議院議員・笹川堯氏だった。
しかし、その笹川氏に聞くと、
「(小池氏から)“都民ファーストで乙武さんをやることになりました、だから助けてください”と頼まれた。でも、(対立候補に)須藤元気がいるでしょう。自分は空手(連盟会長)だから格闘技でしょ。そちら(須藤)を応援しているからね。(それに)乙武君は女性問題があった。とてもじゃないけど応援できない。乙武君がみっともないことになると、小池さん自体の人気にも関わるのでは」
彼女は小泉純一郎元首相をはじめ、数々の権力者を籠絡して、権力の階段を駆け上がってきたといわれる。その“緑のたぬき”の化けの皮も、いよいよ剥がれつつあるということか。
前編では、学歴詐称疑惑について実名告発を行った、元都民ファーストの会事務総長で弁護士の小島敏郎氏(75)本人の証言を紹介している。
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