「俺の盗みは芸術」4年で1100件、総額6000万円盗んだ中年男が捜査員の前で語った“泥棒の極意”

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「居空き」専門の泥棒

「俺の盗みは芸術だ。俺は泥棒をやるために生まれてきたようなものだ。俺もプロとしてやっているのだから、刑事もプロらしく俺を捕まえてくれ」

 今から30年前の1994年8月。住居侵入や窃盗の疑いで警視庁に逮捕された男(46=当時)は、取調室で捜査員にこううそぶいた。4年足らずの間に裏付けが取れただけで1100件の盗みを重ね、総額約6000万円を荒稼ぎしていたこの男、捜査員を前にとうとうと、自ら“芸術”と称する「泥棒の極意」を語っていたのである。...

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