「人類のほとんどは滅びてもいい」という思想が背景に 本当は怖い「暗号資産」の話
世界を変える人たち
米証券取引委員会(SEC)は今年1月、暗号資産(通貨)で時価総額が最大のビットコインの現物ETFを承認すると発表した。暗号資産をめぐっては交換業者の破たんなど、売買に関する信頼性への不安がつきまとってきた。が、現物ETFならば株式などと同様に証券口座を通じて売買できるし、当局の承認を得たということでそのステータスはあがることになる。
暗号資産は、日本では財テクの商品の一種のように捉えられがちだ。一時期、これに手を染めたお笑い芸人たちも「儲かった」「大損した」などとネタにしていた。...