「普通、気づくだろ!」「コンプラ大丈夫?」きらぼし銀行“4.6億不審送金”見逃しに業界は唖然 5年前には“マザコン行員”の「凶悪事件」も
プロでなくても怪しいと気づくだろう。嘘の投資話を信じた50代の会社経営者は、わずか1カ月の間に「きらぼし銀行」の支店窓口を何度も訪れ、数百万単位の会社のカネを約80回にわたり外国人名義などの不審な口座に送り続けた。そして約4億6000万円を送り終えた後、騙されていたことに気づいた。口座はすぐさま凍結されたが、時すでに遅し。この間、同行は送金の目的などを社長に確認しようとせず、言われるまま送金手続きを繰り返していたというのだ。
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