「“社宅”で取引先の関係者と不倫」 電撃辞任のウエルシア松本社長が溺れた「中国人女性」の素性とは

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30歳ほど年下の女性と…

 そんな昇り龍の企業において、トップもつい気が緩んでしまったのか。

 ウエルシア薬局など傘下企業を束ねる持株会社はウエルシアHDといい、東証プライム上場だが、

「このトップだった松本(忠久)氏が、中国人女性と不倫関係にあるんです」 

 と声を潜めるのは、さる事情通である。

「しかも、その女性は30歳ほども年下で、取引先の会社の関係者。同社の商品をウエルシアで多数取り扱っているだけに、カモにされているのではないかと心配ですね」

 松本氏は、1958年、長野生まれの65歳だ。実家は薬局で、北陸大学薬学部を卒業した薬剤師。サンドラッグやいいのなどのドラッグチェーンに勤務した後、合併に伴ってウエルシア入り。上海やシンガポールなどの合弁会社でトップを務めた後、2019年にウエルシアHDの社長に就任した。

腕を組んだり、肩に手を回したり…

 例えば、この3月15日、金曜日の夜。松本氏の姿はさる首都圏の都市にあった。

 松本氏の愛車は白色のベンツ。新車なら1000万円はするであろう代物が、住宅街のコインパーキングに入ってきたのは19時少し前。

 車から大きな荷物を抱え、松本氏と当該の女性が降りてきた。肩を並べて近くのマンションへ入る。実はこの一室が女性の自宅。この夜、松本氏は日付が変わるまで出てくることはなかった。

 翌々日、17日の日曜日。二人の姿は、今度は都内湾岸部のゴルフ場にあった。8時半にスタートした男性2名、女性2名の4人組の中に、二人の顔が見える。グリーン上では、女性が時折松本氏と腕を組んだり、逆に松本氏が女性の肩に手を回したりする場面も。他のメンバーもそれを自然に受け入れているところから見ても、二人の交際は仲間内では“公認”のようだ。

 15時前、ラウンドが終わると4人は同伴の男性がハンドルを握る車で池袋へ。本格派の中華料理店に入り、19時には同じ車で店を出た。そして都心に向かい、あるマンションの近くで松持氏と女性だけが降りて中へ入る。そのまま日付が変わるまで女性が出てくることはなかった。実はこのマンション、ウエルシアHD本社のすぐ近く。自宅が会社から遠方にある松本氏のため、ウエルシアが賃料の一部を負担した“社宅”である。

 週末を共にし、松本氏と互いの部屋に泊まり合うこの女性――。

 一体、何者なのか。

 先の事情通によれば、

「30代後半の中国人で、日本語も片言。首都圏にある、健康食品の製造販売会社などで勤務しています」

 同社は大手ドラッグストアにも商品を納めているが、そのひとつがウエルシアだという。

 後編では、松本氏と女性のまるで恋人のようなデートの模様や、直撃に松本氏が語った赤裸々な胸中について報じている。

週刊新潮 2024年4月25日号掲載

特集「1兆円企業が『ツルハ』と統合で注目の折も折 日本最大のドラッグストア『ウエルシア』社長が『取引先』中国人女性と『危険な情事』」より

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