“寅子はお月のもの。月経が人より重めでした…”「虎に翼」が生理を描くのは必然だった 打ち破る朝ドラのタブー
朝ドラ「虎に翼」の評判がいい。男性が圧倒的に優位だった時期の日本を舞台に、初の女性弁護士を目指す主人公たちが差別と闘い、それまでの社会のタブーを打ち破る物語。伊藤沙莉が爽やかに演じる猪爪寅子の姿は、視聴者に朝から元気を与えてくれる。そんな本作は朝ドラの“タブー”もさりげなく打ち破っている。
それは「生理」である。その描写には、“朝から血!”“朝ドラなのに…”といった反応も散見されるが、これまでの朝ドラの歴史を変える、画期的な作品であることは間違いない。...