保身ばかりの萩生田光一氏に派内から「誰が付いていくものか」 乙武氏への推薦撤回も「萩生田が復権することへの嫌悪」

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周囲は“誰が付いていくものか”

 無論、保身にきゅうきゅうとする萩生田氏には反発が根強い。

「あの男は幹部だったくせに、上の指示に従っていただけの中堅や若手を守ろうとしない。派内のほとんどの議員が“誰が付いていくものか”と吐き捨てていますよ」(安倍派中堅議員)

 自民党都連関係者も、うごめき出した反萩生田の動きを証言する。萩生田氏は今月28日投開票の衆院東京15区補選を巡り、小池百合子都知事が擁立した乙武洋匡氏の推薦を画策していた。

「都知事とのパイプを生かして圧勝し、復権を果たす腹だったようですね」

 が、自民党は乙武氏への推薦方針を撤回した。

「党所属の都議や職員の多くも反対でしたが、最大の理由は萩生田が復権することへの嫌悪。実は、公明党都議たちも萩生田失脚に向けて動き出しています」

週刊新潮 2024年4月25日号掲載

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