市井紗耶香氏、本人が繰り上げ当選を辞退しても”強制的に”参議院議員に…辞職するまで歳費はいくら支払われる?
返納もできない
立民はなるべく早く本会議で市井氏を辞職させる予定だというが、2日、3日と延びれば、その分無駄に税金が支払われることになる。当然、市井氏も批判を気にして受け取りたくないと考えるだろう。だが、ここでも再び制度上の問題がーー。
「市井氏は受け取りを拒否できません。例え国庫への返納であっても、公職選挙法で禁じられている寄付にあたってしまうからです」(政治部デスク)
こんなややこしい話になってしまうのも、出馬当時の党が消滅したばかりでなく、次点が辞退という異例の事態が発生したためだが、あまりに馬鹿馬鹿しい話である。もっと柔軟に対応できないものだろうか。