「亜細亜大学」中国人教授“消息不明”事件 拘束情報のウラで囁かれる「著書の問題部分」と「反スパイ法」の点と線
亜細亜大学の中国人教授が本国への帰国後、「消息不明」となっている問題について、林芳正・官房長官は22日、「関心を持って本件を注視している」と述べ、政府としても事態の把握に努める姿勢を示した。そうしたなか“失踪”の背景に、中国を襲う深刻な「経済失速」と習近平・国家主席による「反スパイ法の拡大解釈」を指摘する声が上がっている。
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4月21日、亜細亜大学の范雲濤氏(61)が昨年2月に上海へ一時帰国後、所在が分からなくなっていることが判明した。...