「14歳の頃に“24歳かと思った”と言われて…」 大人びた魅力の女優・玉田志織が語る「ブルーモーメント」への意気込み

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「大人っぽく見られる」ことが悩み

 そんな彼女の悩みは、“大人っぽく”見られること。子どもの頃から落ち着いた容貌で、実年齢より年上に見られることが多かった。それを象徴するのが、上戸彩、武井咲などを輩出した「全日本国民的美少女コンテスト」で審査員特別賞を受賞する1年前のエピソードだ。

 その日、地元仙台から上京した玉田は、宿泊先のホテルのロビーでチェックインする母親を待っていた。そこへ見知らぬインド人旅行者が現れ、話しかけてくる。年齢を問われたので「14歳です」と答えると、そのインド人はびっくりして、「24歳かと思った」。

 日本人女性の場合、往々にして実年齢よりも若く見られることが多い。よほど落ち着いて見えたということか。

 もっとも、今後、どんな役を演じたいかと聞くと、

「学園もので制服を着たい。それから、小学校の先生役もいいな。将来、大河ドラマにも出てみたいです」

 と年相応の無邪気な答えがはじけるような笑顔とともに返ってきた。

撮影・西村 純

週刊新潮 2024年4月18日号掲載

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