水原一平容疑者の父は和食店に出勤できず、人目を避けて暮らすハメに… 刑期は8年ほどになる可能性も

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大谷は口裏合わせを拒否

 先日、米捜査当局に訴追された、大谷翔平(29)の元通訳・水原一平容疑者(39)。事件が米国に住む彼の家族に与えた深刻な影響、そして専門家に聞く、具体的な量刑とは――。【前後編の後編】

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 水原容疑者は弁護士を通して家族への謝罪の気持ちを述べていた。

「『ニューヨーク・タイムズ』紙によれば、3月20日の試合後、ソウルのホテルの地下会議室で水原は大谷と向き合い、ことの経緯を打ち明けた。そして『借金を肩代わりしてくれたことにしてほしい』と口裏合わせを懇願したものの、大谷はこれを拒否しています」(ジャーナリスト)

 ここで情にほだされて道連れとなれば、選手生命を絶たれかねなかったのだが、

「直ちに代理人のネズ・バレロ氏や危機管理担当広報、そして別の通訳も呼び、あらためて水原の弁明をもとに協議し、そこには水原の妻も同席した。直前まで何も知らされていなかったという彼女の受けた衝撃は、計り知れません」(同)

「表の玄関ではなく裏手のガレージのシャッターから家に…」

 また、ロス郊外の和食居酒屋で板前を務める父親の英政さん(64)は、一連の騒動が発覚して以降、出勤がかなわなくなっているという。

「30年以上住む自宅は、車で30分ほどの距離にあります。玄関には、最近取り付けたとみられる監視カメラが目を光らせていますが、一日中ひっそりと静まり返って夜も電気がともりません。近隣ではもっぱら『もう引っ越したのではないか』と言われていました」(近くの住民)

 それでも、

「先日、ご夫婦で歩いている姿を見かけたのですが、表の玄関ではなく裏手のガレージのシャッターを開けて家に入っていきました」

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