「笑点」新メンバー・立川晴の輔、55年ぶりの立川流への伏線 「談志はわずか3年で番組を去った」

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“事前に漏れたら白紙”

 以降、立川流の落語家が番組に出演する機会はついぞなかったという。

「その期間は、半世紀以上に及びました。5年前、6代目三遊亭円楽(故人)が病気休養を理由にお休みした回がありましたが、その時に代役を務めたのが晴の輔でした。メディアも“立川流が50年ぶりに出演”と取り上げましたが、あの頃から晴の輔は“いつかはレギュラーに”と、考えていたかもしれませんね」

 というのも、晴の輔と「笑点」にはこんなご縁が。

 番組関係者が解説する。

「BS日テレに関連番組『笑点 特大号』があり、晴の輔はその大喜利コーナーに10回以上も出演している。2年前に宮治もここから地上波に“昇格”。それもあって、次は晴の輔だとみられていました」

 実は、晴の輔へのメンバー入りの打診は昨夏という。

「担当者から“事前に漏れたら白紙”と厳命され、師匠の志の輔に打ち明けたのは3月末だったそうです」

 令和の春に“復帰”した談志門下の活躍に期待――。

週刊新潮 2024年4月18日号掲載

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