なぜプロ野球の「外国人選手」は活躍できなくなったのか? 日米で大きく異なる「ストライクゾーン」がもたらす日本球界「ガラパゴス化」の危機

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「もうNPBで経験がない外国人バッターは獲れないよ」

 大きな期待を背負って今季新たにNPB球団に加わった外国人打者たちが、軒並み苦戦している。5球団との対戦が一巡した4月14日の試合終了時点で、打率30位以内に入ったのはセ・パを合わせて2人のみ。外国人打者が“助っ人”として機能しないのは近年の傾向だが、何が起こっているのだろうか?【中島大輔/スポーツライター】

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「うん、まあ、はい……」

 西武の松井稼頭央監督が4月14日のソフトバンク戦で5連敗を喫した後、返答に窮したのが昨季ヤンキースで24試合に出場した新外国人、フランチー・コルデロについて訊かれた直後だった。...

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