「カメヤマローソク」80歳の女帝が寵愛する「年下の男」 相談役に迎え入れ住居やクルマを提供

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噂のK氏

 極めつきは、周囲から「愛人」と噂されるK氏をカメヤマの取締役に迎え入れようとしたことだった。

「未亡人となってから会長は、勤務先である三重の亀山工場に週二日程度しか顔を見せません。あとはゴルフ三昧。一回り以上年の離れたKさんと知り合ったのも津市のゴルフ場でした。一昨年の春、会長はKさんを取締役に登用しようと、会社に履歴書を提出させた。そこには、大学卒業後の35年間の経歴として、“オーストラリアを拠点に世界釣り修業&投資・運用の勉強”と、わけの分からないことが書かれていました」

 いくらなんでも、と他の取締役らが花子会長を説得。相談役で納得してもらったとか。

「相談役に報酬はありません。その代わりに、会長は従業員用宿泊施設をKさんにタダで宛(あ)てがいました。さらに、電気、ガス、水道代なども会社で負担し、社用車のレクサスも自由に使わせています」

 なぜ、K氏が花子会長に取り入れたかと言えば、「予言者」としての顔を持っていたからだと目されている。

「週刊新潮」2024年4月18日号「MONEY」欄の有料版では、花子会長の独裁体制について詳報する。なお、当の花子会長は、「Kさんは愛人ではなく、友だちです。私自身、会社を私物化しているとは思いも寄らないことです」などと語っている。

週刊新潮 2024年4月18日号掲載

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