まさかの無断帰国も…公式戦で1度もプレーせずに退団した「幻の助っ人」
日本の柔らかいマウンドになじめず
今季巨人に入団した、メジャー通算178本塁打のルーグネッド・オドーアが2軍での調整を拒否し、3月末に電撃退団帰国したのは既報のとおり。開幕を前に補強の目玉を失った巨人にとっては大誤算となったが、過去にも1軍公式戦でプレーすることなく、退団帰国した助っ人たちがいた。【久保田龍雄/ライター】
2011年に巨人と契約したブライアン・バニスターも、その一人である。
父のフロイド・バニスターも1990年にヤクルトでプレーした親子二代にわたる助っ人で、メジャー通算134勝の父に対し、メッツ、ロイヤルズでプレーした息子も、メジャー在籍5年で37勝を記録。...