河野太郎大臣の「中国企業ロゴ問題」が追い風となる二人の議員は? 自民党総裁レースにも影響
国民的な政治不信を招いた自民党派閥による裏金問題を発端として、政権内ではポスト岸田を念頭に置いた“総裁候補”たちの微妙なサヤ当てが始まっている。
政治部デスクが解説する。
「きっかけは3月22日に行われた内閣府の有識者会議でした。再生可能エネルギー分野の規制緩和を議論する場でしたが、委員の一人が提出した資料に『国家電網公司』という中国国営企業のロゴマークがひそかに入っていたのです」
その委員とは、自然エネルギー財団で事業局長を務める大林ミカという人物。...