松田聖子が卒業した中央大学法学部通信課程は「超ハード」 OBが語った「レポート地獄」

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「レポートの苦労がよみがえる」

 仕事の昼休みにレポート作成、夜も勉強の日々を送っていたという渡邊弁護士。

 教室やオンラインで授業を受けるスクーリングも必修で、

「レポートを2本書かなくてはならない。オンライン授業の終わりにはテストがあり、それに8~9割正解しないと受講自体が無効になってしまう。私は入学前に早稲田の理工学部を出ていますが、その時よりよほど勉強しました」

 後に司法試験に合格した渡邊弁護士をしてそう言わしめるのだから、相当ハードなのは間違いない。

 やはり数年前に通信課程を卒業した女性も言う。

「レポートの苦労がよみがえります。指定されたテキストを読んで与えられたテーマに沿って書く。こういうシチュエーションの時に、誰がどのような主張をできるのか、そして自分はどう思うのか。根拠の条文を示しつつ論じなければなりません。レポートに合格しないと提出をいつまでも繰り返すことになるので、うっかりしていると、時間だけが過ぎていく」

卒業まで10年以上かかる学生も

 中には途中で退学してしまったり、あるいは卒業まで10年以上かかる学生もいるが、聖子は4年で卒業したと語っている。

 ちなみに本人は前出の取材で、法律は仕事で身近であり、いつか勉強したいと思っていたため法学部を選んだと述べたが、

「通信課程に入る学生は、法律を体系的に学び、働く上で役立てたいと思っている人が多い。松田さんも長年の芸能活動の中で、自分の身は自分で守らないといけないと思ったのでは」(同)

 来年はデビュー45周年。数々の醜聞を流した彼女だけに、その動機にも根性にも合点がいくのである。

週刊新潮 2024年4月11日号掲載

ワイド特集「サクラやっとサク」より

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