上沼恵美子も小木博明も…バラエティ番組から「ピー音」が消えて、実名告白が急増中のウラ事情
なくすのも演出
「ピー音を使わないのは、本当に放送できない危ない実名ではない場合に限ります。かつてのようにピー音を入れないとまずい内容の時、つまり実名を明かせない話は、カットされることが多くなっています。放送できるかどうかの最終判断はプロデューサーになりますが、番組によってチェック体制は異なります。そして、エピソード内容がコンプランス的に大丈夫か、昔話で済む話なのか、実名以上に内容のチェックが重要になってきます」
それゆえ、放送可となる実名告白は、
「テレビの場合、実名告白はといっても、ネタになる話、笑える話がほとんどです」
それらはポジティブ系とネガティブ系に分けられるという。
「つまり、良い話と悪い話です。悪い話といっても、すでに和解していたり、故人の武勇伝であったり、笑えるオチがあったりと、テレビショー向けの話として紹介されることが多い。今後も実名告白は増え、ピー音も減っていくでしょう。それがネット記事になれば、番組宣伝にもなるわけですから」