JR東日本「ネットバンク」参入で“片道4割引き”優待券が話題沸騰 割安だからこそ行きたい“乗り鉄”おススメの「鉄道旅」3選
50万円の預金で約180万円分の株主優待と同じ特典
「使用条件は株主優待券と同じはずなのですが、優待券は金券ショップで購入すると約4,000円します。年間10枚もらえるなら4万円相当ということになるので、確かに魅力的です」
と解説するのは「乗り鉄」歴20年、“中堅”の鉄道オタク編集者だ。
「株主優待券を10枚もらうには1,000株の保有が必要で、今の株価で約300万円分になります。奇しくもJRE BANKの獲得条件と金額が並びますが、株価は値下がりのリスクがある。50万円でも6枚もらえるので口座開設の方が断然ハードルは低いですね」(中堅乗り鉄)
50万円の預金で600株(=約180万円)の株主優待と同じ割引になるので、鉄道旅の好きな人にとってはメリットが大きいのである。
改悪されないかは要注視
ただ、最近は高い還元率で利用者を囲い込み、目標を達成した後に還元率を低くする、という“戦略”も目立つ。
3月には、「SBI証券×積み立てNISA×クレカ積み立て」で最も還元率が高いと評判だった、三井住友カードの「プラチナプリファード」の“改悪”が話題に。
従来の「5万円の積み立てまで還元率5%」を「年間カード使用額500万円以上で還元率3%」となったことで、高い還元率に魅力を感じて年会費33,000円を受け入れてきたユーザーから大ブーイングが起こった。
JRE BANKについても、特典の数々が将来にわたって継続されるかは注視が必要だろう。
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