センバツ「飛ばないバット」に賛否両論 監督からは「高校野球のレベルを上げる」の声
健大高崎(群馬)の優勝で幕を閉じた今年の第96回選抜高校野球。群馬勢初のセンバツ優勝とあわせ、話題となったのは本塁打の少なさだ。大会11日間31試合でたったの3本。うち1本はランニング本塁打で、柵越えはわずか2本だった。
「背景には飛ばないバットの完全導入があります」
とは高校野球担当記者。
「ピッチャーライナーなどによる負傷事故の防止に加え、打高投低が進むことによる投手の負担増を防ぐため、反発性能を抑えた金属バットの新基準を2022年に高野連が制定。...