あまりに大きすぎた吉岡里帆“恩人の死”…休業「A-Team」、伊藤英明ら有名タレントが次々離脱の窮地

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所属タレントが次々と辞め

「小笠原氏を失ったA-Taemは、ベテラン社員を二代目社長にして継続されましたが、やはりカリスマ社長がいなくなると色々と難しいところもあるのでしょう。さらに、二代目社長と小笠原氏の妻との折り合いもよくなくなかった。彼女は芸能関係のことはほとんどわからないのですが、週に3日ほど事務所に顔を出し、それがかえって仕事の邪魔になっていたと聞きます。それに愛想が尽きて、伊藤は移籍を決めたのでしょう」

 翌23年には、A-Teamを背負って立つと思われた神尾楓珠と松本まりかも他事務所に移籍した。

「もともと神尾は伊藤を慕ってA-Team入りしましたから、伊藤の移籍はショックだったようです。22年年末から仕事の降板やキャンセルが相次ぐようになっていました。松本も色々な事務所を経てA-Teamに入ってから現在の活躍に繋がりました。それでもA-Taemを去ったのは、よほどの事情があったのでしょう」

 そして4月1日に事務所の休業宣言である。3日には酒井若菜と臼田あさ美もそれぞれのInstagramで独立を発表した。そして、看板女優となった吉岡も移籍を決めた。

「今年2月23日、彼女はInstagramに気になる言葉を残しています。ちょうど、4月から出演予定だったドラマ『たーたん』(日本テレビ)が『セクシー田中さん』(同前)の影響で制作中止が決まった時のものですが、それだけはないように受け取れました」

 吉岡はInstagramにこう綴っていた。

《4月期ドラマ“たーたん”制作中止が発表されました。大事な決定だと思います。/今年に入って考えること沢山あります。/改革の時なんだなきっと。/兎に角目の前の仕事を一生懸命に…/環境に感謝して、人に物事に誠実に。》

 吉岡自身にとっても、まさに改革の時だったようだ。

デイリー新潮編集部

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