友達に彫刻刀を突きつけた小3女児が、逆に「いじめられた」と訴え 不登校29万人超の背景に「問題を認められない」親子

国内 社会

  • ブックマーク

 かつては「良い子」「手のかからない子」が我慢を重ねたすえに、不登校になることが多かった。しかし、最近は大人から適切に叱られないために「自分の問題が認められない」子どもたちが学校に馴染めなくなることが増えているという。16年間現場を見つめてきたスクールカウンセラーが、不登校の最新状況を解説する。【藪下遊/スクールカウンセラー】(全3回の1回目)

 主に小学校、中学校、高校などで、スクールカウンセラーとして16年間ほど活動し、子どもたちの不適応に対応してきました。...

つづきを読む