宮城野親方が“兄貴”旭鷲山を怒らせた「モンゴルでの狼藉」 旭鷲山は「もう気にしていない」

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“失礼なことをしてしまい、すみませんでした”

 大相撲春場所の千秋楽を観に来日していた当の旭鷲山に話を聞くと、

「ご指摘のとおり『白鵬杯』の件で今年1月ごろ、僕がトラブルに見舞われたのは事実です。でも、その後に白鵬と銀座で食事をした際、面と向かってあらましを告げたんです。そうしたら彼は“失礼なことをしてしまい、すみませんでした。新しいマネージャーがルールを知らず、勝手にやってしまいました。次からはきちんと許可を取るようにします”と、頭を下げて謝ってくれました。だから、もう気にしていません」

 後日、旭鷲山は宮城野親方から謝罪を受けたことをモンゴル相撲協会の理事たちに説明し、辛うじて矛を収めさせたそうだ。

 後編では、日本相撲協会による宮城野親方への“イジメ”問題への見解や、宮城野親方が電話で明かしたという“苦い胸の内”について詳報する。

週刊新潮 2024年4月4日号掲載

特集「『旭鷲山』が戒めた『白鵬』のモンゴルでの“狼藉”と『日本相撲協会』への“物言い”」より

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