英国・有力経済紙が大谷翔平「10年1000億円」契約に鋭い指摘 「水原一平に騙された可能性はないか」

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「嘘をつく」可能性

「大谷選手が出席した記者会見でも、アメリカで生活するため、公私にわたってかなりの部分を水原さんに頼っていたことが明らかになりました。そうすると、契約の細部まで大谷選手がチェックしていたとは考えにくいものがあります。ドジャース側と大まかな点で合意に達すると、後は契約書の作成や細部のチェックなどは、代理人と水原さんに一任していたのではないでしょうか。さらに水原さんはギャンブル依存症であることが明らかになり、多くの専門医が“嘘をつく”ことはギャンブル依存症患者の典型的な症例だと解説しました」

 ギャンブルで生じた借金を少しでも減らすためには、どんな嘘でも付く。いや、借金返済よりギャンブルを続けるため、掛け金がほしくて嘘を付くことだってあるだろう。

「大谷選手のいない交渉の場で、水原さんはドジャースや代理人に、『これが大谷の意向です』と、どんな嘘でもつけた可能性があります。契約書が作成されても、嘘の日本語訳を大谷選手に渡すことだってできるでしょう。そんな人物がFA(フリー・エージェント)の交渉で、大谷選手の全面的な委任を受け、重要なやり取りを積み重ねていたかもしれないわけで、フィナンシャル・タイムズ紙の懸念は当然だと言えます」(同・記者)

デイリー新潮編集部

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