「手柄は自分のもの」「失敗は人のせい」タイプの上司が必ず失敗する理由
自民党の「裏金問題」に対する国民の風当たりが強く、そしてなかなか止まない理由としてよく挙げられるのは、「自分たちは少しでも収入の申告を間違えたら税務署から厳しく指摘されるのに」という強い不満である。さらに、当事者たちが「秘書」「事務方」など、「下の者」のせいにしている点もまた、嫌悪感を持たれる要因だろう。
もっとも、こうした構図は珍しいものではない。いや、むしろある程度の期間、組織に勤めた経験を持つ方ならば一度は見たことがあるのではないか。...