みのもんたも愛した「銀座高級クラブ」が突如休業の怪 店に恨みを持ち、合鍵を持つ「犯人像」は

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“捜査対象”は絞られているのか

「そうですね。若手かベテランかに限らず黒服(スタッフ)はだいたい店のカギを持たされます。若手はいろんな準備があるので開店の数時間前に店に入っていることもしばしばで、休みの日に出勤することはあまり考えられないですが、まあ何らかの件で顔を出すことがないわけではありませんね」(同)

 常識的に考えれば、黒服を中心に警察から事情を聞かれているということになるだろう。

 どうやら“捜査対象”は絞られているようにも見えるが……。

「黒服は入れ替わりがそれなりにありますが、辞める際にカギを回収はしても、交換することはなさそうです。だから、合鍵を作っていたりしたら、店に入ることは可能でしょう。実際にこの店がどうだったかは不明ですが。あるいは、内情を知る人物から依頼を受けた第三者が犯行を行った可能性もあり、割と幅広く事情を聞かれる可能性があるかもしれません」(同)

犯人像については

 犯人像については、怨恨の線が強いとされているようだ。捜査対象が広めだとはいえ、銀座の街頭には多くの防犯カメラが設置されており、犯人あるいは犯行グループの特定にそう時間はかからないような印象もある。

 店に連絡を入れてみるも、開店しているはずの日でも誰も電話に出ない状態。犯行現場となり、営業ができる状況ではないのだから当然といえば当然だろう。

 休業を余儀なくされたホステスらには気の毒だが、人気店にひとまず移籍という身の振り方も考えられるところだろう。一方、他の高級店オーナーはこの事態に「明日は我が身」などと戦々恐々としているようだ。銀座を舞台にした人気漫画『女帝』を連想させるこの一件、かつて足繁く通った、みのもんたも気がかりなところだろう。

デイリー新潮編集部

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