大谷翔平（29）は水原元通訳に「どこまで口座管理を任せていたのか？」 “7億円盗用”に「マネーマネジャーさえいれば……」と専門家の警鐘
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平（29）の元通訳、水原一平氏（39）が違法賭博による借金を抱え、大谷の銀行口座から計450万ドル（約6億8000万円）を返済に充てていたとされる問題で、最大の謎である水原氏の送金プロセスについてはいまだ明らかになっていない。これまでの米報道では「容易に可能」「不可能」などと真逆の見解が入り乱れる中、さる米大手マネジメント会社の代理人は違和感を隠さない。
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「問題が発覚してから大谷選手には『マネーマネジャー』の存在が見えてこないのです。あれだけの選手になれば（代理人のネズ・）バレロ以外に資産運用を含め、口座管理を担当する専門家を付けるものなのですが……」
大谷は一体、自身の口座管理に関して水原氏にどこまで権限を付与していたのか――。
水原氏は“生活費口座”を管理？
この代理人は、大谷は米国内で複数の口座を保持するとみる。昨季までならエンゼルスの年俸が振り込まれる口座、そして、海外のスポンサーから契約料が振り込まれる口座などが考えられ、このうち一つの口座を日常使いに充てていたのではないかという。
「いくら遊びにお金を使わない大谷選手と言っても、アメリカでの生活には飲食費、光熱費、ガソリン代などがかかってきます。この口座の管理に水原氏が一定程度、関与していたとみてもいいのではないでしょうか。大谷選手はもともとお金に無頓着で、日本でも両親に管理してもらっていたようです。一年中、野球漬けの上、アメリカでの日常の煩雑な作業が加わり、これにその都度、関わっているとは到底、思えません。通常はマネーマネジャーに任せるところを、意思疎通のしやすさゆえに水原氏に託していた可能性は高いと思います」
大谷は3月25日の記者会見の声明で「ブックメーカーに送金してくれと頼んだことも許可したこともないです」と語っていた。裏を返せば、違法ブックメーカーに対してはなかったものの、別のところには送金の依頼や許可をしたことがあったとも解釈できる。
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