高齢者は8時間以上寝ると寿命が縮む? 世代ごとに違う「睡眠時間と死亡リスク」

ドクター新潮 ライフ

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 60歳を過ぎた頃から多くの人が直面する「眠れない」という悩み。ところがやみくもに「眠ろう」と努力することは、むしろ死亡リスクの上昇にもつながるという。国立精神・神経医療研究センターの栗山健一氏に聞いた「睡眠健康」を高める“眠りの新常識”とは。

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 60歳を過ぎて、仕事もリタイア。早起きする必要もなくなったことだし、これからは好きなだけ寝られるぞ!

 しかし、そう思って布団に入ってもなかなか寝付けない。せっかく眠りに就けたのに夜中に何度も起きてしまう。...

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