「私は絶対に歌手になりたいのです」 断固拒否の父親の心を変えた松田聖子のブレない思い
福岡県に住む16歳の蒲池法子、のちの松田聖子がオーディションに送ったテープから才能を感じ、芸能界デビューを進めようとした音楽プロデューサーの若松宗雄さんの前に立ちはだかったのは、彼女の父親だった。何度もアプローチして、ようやく直接話を聞いてもらうことになったのだが――。後編では、それでも首を縦に振らなかった父が、デビューを許すまでのドラマを見てみよう。
(若松宗雄著『松田聖子の誕生』をもとに再構成。前中後編記事の後編。前中編では奇跡の歌声に出会った興奮と、家族の猛反対とが紹介されています)
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