「宮司が独裁で神職、巫女が大量退職」 神社本庁離脱の「鶴岡八幡宮」で何が起きているのか
源頼朝ゆかりの古都鎌倉を代表する神社、鶴岡八幡宮が神社本庁から離脱する。トップが当代の宮司になって以降、ゴタゴタが絶えないようだが、神聖なはずの社殿の内部でいったい何が起きているのか。
***
鶴岡八幡宮は1180年、源頼朝が今の地に遷(うつ)した。正月三が日にはおよそ250万人もの参拝者数を誇る、全国屈指の著名な神社である。
神社本庁に内容証明郵便で離脱の旨を送付したのは今月5日のことだった。翌6日と7日、当代の吉田茂穂宮司(81)が境内の直会殿に職員を集め、このたびの経緯について話をしたというのだが……。...