大谷翔平(29)から水原一平元通訳(39)に“給与支給”はなかったのか? 身の丈以上の“借金”とド軍の“高額年俸”が一致の意味
「大谷サイドの後押しがないと実現しない」
大谷は「僕の口座に勝手にアクセスしてブックメーカーに送金していた」と肩代わりの事実を否定したものの、水原氏の「翔平には言えなかった。信用を失うのが怖かった」との言葉は全てが偽りとは言い切れまい。大谷とは一定の距離感があったように聞こえ、それは金銭面にも当てはまるのではないか。
大谷は昨年12月、ドジャースと7億ドル(約1050億円)での10年契約で合意に達した。プロスポーツ史上最高額だった。
「ドジャースは水原氏とも契約を結びましたが、30万~50万ドルの給与は通訳では破格です。水原氏が交渉時に要求しただけではなく、大谷サイドの後押しがないと実現しない金額だと思いました。大谷の契約期間である10年間の合計は最大で500万ドル。ちょうど借金の450万ドルを返済できることは偶然に過ぎないのでしょうか。水原氏は、この報酬を返済に充てる計画だったのかもしれません。実際、大谷には気付かれていなかったのですから、口座から密かに流用した分は、また密かに戻せばいいとか……」(同)
送金プロセスとともに、水原氏の心の闇の解明が求められる。