センバツ、大阪桐蔭に初戦突破も“守備の綻び”が…スカウト陣は「1点を争うゲームでは致命傷になるかも」と不安視
プロ注目のエース「平嶋桂知」
現在の高校野球界で“王者”といえば、間違いなく大阪桐蔭(大阪)である。2008年夏に西谷浩一監督が就任してからは初となる甲子園優勝を果たすと、2012年と2018年には春夏連覇を達成。昨年夏こそ大阪大会の決勝で敗れて甲子園出場を逃したものの、秋の近畿大会では3連覇の偉業を果たし、5年連続となる選抜出場を決めた。3月22日に迎えた北海(北海道)との初戦でも“王者の貫禄”を見せつけた。【西尾典文/野球ライター】
3回に3安打と3四球などで一挙に4点を先制すると、4回には1点、7回にも2点を追加。...