ネット炎上の象徴だった「嫌韓」が“下火”になった理由…無軌道な「ヘイト」の拡散を抑える“最善の策”とは?

国内 社会

  • ブックマーク

一騎打ち

 ネットの歴史を語るうえで欠かせないのが「嫌韓」だが、随分と下火になった。良いことだ。何しろ2000年頃からネット人口が激増するとともに韓国や在日コリアンに対する負のオーラが段々と醸成されていき、韓国を嫌いな人々の書き込みが猛烈に増えたのである。それが下火になっている今、ネットの嫌韓の歴史をザックリと振り返るとともに、現状を改めて見てみよう。

 上に「韓国を嫌いな人々の書き込みが猛烈に増えた」と書いたが、実際は「ネットの情報(真偽不明のものも含む)を見ることで韓国が嫌いになり、その憎悪をネットに書き込む人が増えた」ということである。...

つづきを読む