アメリカで強まる「主犯は大谷翔平・水原スケープゴート」説 「大谷が移動中に使っていたスマホアプリが怪しい」疑念の背景には「トランプ再選」も

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背景には「アジア系への差別意識もある」

 かくして「水原スケープゴート説」が強まってきたのだが、アメリカ人がこの説を支持するのには「トランプ人気が再び高まってきたことも関係している」と指摘するのはベテランの在米ジャーナリストだ。

「11月に行われる大統領選挙の共和党候補に『米国第一主義』を掲げるドナルド・トランプ前大統領が選ばれるのが確実になったように、アメリカでは低学歴で低収入の白人を中心に白人至上主義者やアジア系などへの差別主義者が多い。アメリカが世界をリードしている野球で、アメリカ人ではない大谷翔平選手が代表的なプレーヤーのようにもてはやされていることを苦々しく受け止めている国民は多いのです」

 学歴詐称の疑惑まで出てきた今となっては、水原氏の話はもはや信用できない。疑惑を払拭するには大谷本人が表に出てきて、説明を尽くすほかないのである。

デイリー新潮編集部

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