第二のキャリアは妻しだい? 堂本剛に続きNEWS小山も……“恋愛禁止”だった元ジャニーズたちは「戦略結婚」時代へ
大事な基準は「女子ウケ」する「活躍中の芸能人」 同じ“チャラ男”キャラでも伊野尾慧と小山で分かれた明暗
宇野さん、百田さん、田中さん、白石さん。全員が人気芸能人であり、特に女性からの支持も絶大という共通点がある。それぞれバックグラウンドは違えど、美容雑誌やファッション雑誌の表紙を飾るなど、女性が憧れるルックスの持ち主としてよく知られている。
ジャニーズファンは女性の割合が多いだけに、「女性ウケ」するお相手かどうかの見極めは最重要だ。熱愛や結婚報道につくコメントを見ていると、「ショックだったけど相手の女性も好きだからうれしい」というファンの言葉もよく見かける。
かといって、いくら女性ウケする容姿の持ち主でも、活躍ぶりや人気が「推し」とは釣り合わない女性ではそっぽを向かれてしまう。デビューしたばかりのアイドルや女子アナ、インフルエンサー程度では、お相手が売名だの金目当てだのと反感を買うだろう。
例えばHey! Say! JUMPの伊野尾慧さんも、グラビアモデルの雪平莉左さんとの熱愛が報じられたが、亀梨さんや菊池さんらと比べると寂しいほどに盛り上がらなかった。過去に女子アナやセクシー女優と浮名を流した“チャラ男”イメージのせいかもしれないが、雪平さんの「女子ウケ」度や「知名度」が今ひとつというのも大きいのではないだろうか。
蒸し返すようで恐縮だが、小山さんも結婚前は女性問題が絶えなかった人だ。2017年には地下アイドルとのツーショット写真が流出し、お相手は事務所解雇の憂き目にあった。しかし小山さんの遊び癖は変わらず、翌年には未成年女性と酔っ払う動画が明るみに出て番組を降板している。明治大卒のインテリキャラとして、選挙特番やキャスター業にまい進していた中、裏の顔にガッカリした視聴者もさぞ多かったことだろう。
ただ、もし小山さんが騒動に巻き込んだ責任として彼女たちと結婚していたとしても、今回ほどのイメージアップは期待できなかったに違いない。人気アーティストとの愛を貫いた苦労人という空気を獲得できたのは、30代後半まで事務所のために頑張り続けたことへのねぎらいだけでなく、宇野さんの好感度の高さがあってこそのように思える。
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