謝罪しているようでしていない「福原愛さん」の自己弁護グセ たった4分の会見でも見える気の強さ

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相変わらずの「相談女」ぶりだが……美人でママでグローバルな元アスリートという経歴の強さ

 メダリストになれたのも、同じことを繰り返してもケロッとしているのも、気の強さゆえ。それでどんなにたたかれたとしても、メリットの方が多い人生なのだろう。元五輪メダリストであり、母であり、しかも美人で語学力まであるとなれば、スポーツ解説だけでなく、今後もあらゆる企業の社外取締役やコメンテーターとしても引っ張りだこに違いない。福原さんが謝罪会見には出るが周囲を突っぱねる強情なスタンスを変えないのは、自分の市場価値がいまだに高いことをよく分かっているからではないだろうか。

 それにしても会見で笑ってしまったのは、子どもを引き渡さなかったのは「当時相談していた友人からのアドバイス」と言うくだりだ。また人生の重要事項を、専門家でもない友人に相談していたのかと。刑事告訴されて慌てて依頼した弁護士からは「裁判所に命ぜられても福原さんが息子さんを江さんに引き渡さなかったことは、不適切と言わざるを得ません」と、対応のまずさをバッサリと指摘されていた。不倫騒動の時も、数年前に1度しか会ったことのない相手に身の上話を持ちかけていただけに、つくづく「友人に相談」するのが好きな人のようだ。

 とはいえ、不倫騒動で日本中を騒がせた広末さんも活動を再開した。福原さんだって、すでにさまざまなスポーツ関連の企業やイベントで、好待遇を得る話は舞い込んでいることだろう。いずれにせよまた「友人に相談」していろいろと決めている最中ではないだろうか。

冨士海ネコ(ライター)

デイリー新潮編集部

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