「派手で目立つから“男の嫉妬”を買いやすい」 協会が宮城野親方を徹底的に追い込む理由とは

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「4,5年ほどガマンすれば…」

 今後については、

「ここまでキャリアが傷つけば部屋復活は容易ではありません。同じ伊勢ケ浜一門には元大関・魁皇の浅香山親方(51)がいるので、協会の理事選に出ることも難しく、角界で復権のチャンスは回ってこないのではないでしょうか」(同)

 万事休す、このまま宮城野親方は角界から去るのみかと思いきや、奇策に打って出る可能性もある。

 先の協会関係者によれば、

「あと4、5年ほどガマンすれば八角理事長が定年を迎えます。それまで宮城野親方はおとなしくして、マスコミにも一切露出しないなど、いわば世間に対して“死んだふり”をする。その間、日本の風習などもしっかり学び直した上で再起を期するべし。そう助言する人が周囲にいるようです。当の本人も日本国籍まで取得して親方になっただけに、元朝青龍などのようにモンゴルで活躍するつもりはない。そうやすやすと角界から退くとは思えません」

 前編では、宮城野部屋に所属する力士の保護者から上がっている、宮城野親方を擁護する声について紹介している。

週刊新潮 2024年3月21日号掲載

特集「「相撲協会“速攻”で『宮城野部屋』閉鎖へ 土俵際に追い込まれた『白鵬』の“秘策”」より

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